ここが面白い!

色んな作品や展示会の「ここが面白い!」と思った点を、つらつらと書いていければと思います。自分の頭の中を整理する意味合いも込めつつ、いろいろな人と共有できると嬉しいです。

ジャスティスリーグがDCだけど面白かった

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前置き

 

DCコミックを皆さんご存知だろうか?

スーパーマンバットマンといったヒーロー達を生み出した漫画出版社である。

MARVELとは別物だけど、同業社さん。

 

 近年はMARVELの隆盛が顕著ですが、DCにも様々なヒーローがいる。

そんなヒーロー達が「最強チームを組んで敵に立ち向かう!」

というのが、この作品

 

http://wwws.warnerbros.co.jp/justicel

 

ジャスティス・リーグ

 

かっこいい…。

というのはさておき、ヒーロー達が勢ぞろいするのはやっぱり熱いモノ。

定番とはいえワクワクしてくるわけで。

 

ただ、DCコミックの映画作品は近年あんまり受けていない。

正直言ってアメコミといえばMARVELという人も多いはず。

実際、私もそう答える。

 

近年観たDCの作品「マン・オブ・スティール」と「スーサイド・スクワッド」は

イマイチだと思った。そのせいで、DCを敬遠したし。

 

 

そんな私が、DCに再び期待し出したのはドラマからだった。

 

DCのヒーロー「フラッシュ」グリーンアローが活躍するドラマ

FLASH」と「ARROW」が非常に面白く、

特に「FLASH」は一気に2シーズン観てしまう程であった。

 

そんな折、ワンダーウーマンがレンタル開始した。

これもDCコミック産である。まあ公開時の私は当然敬遠。

しかし、今なら期待が持てる…。「FLASH」みたいに面白いかも…。

せっかくなので借りてみることにした。

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ーこれ、面白い。

「DCは映画つまらんけど、ドラマは良い」とか、

そんな風に言っていた私だが前言撤回。

 

ワンダーウーマンはマジで面白い。

単なるヒーロー映画で終わらない魅力あり。

いつかレビューする。

 

閑話休題

そんなこんなで、DCへの復帰を決めた私。

次なる標的は「ジャスティス・リーグ」だった。

 

なお、「バットマンvsスーパーマン」は観ていない。

 

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 ここからレビューに入ります。

多少のネタバレを含むでしょうから、気を付けてください。

 

 

ヒーローたちの個性を感じろ!

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チームを組んだ連中の個性は激しくぶつかり、

そして、観ていて面白いほど画面に変化をもたらす。

 

上の写真のヒーローは「フラッシュ」

中身はちょいダサなオタク"バリー・アレン"だ。

 

彼はその好奇心旺盛なオタクらしさで場の空気を和ませてくれる。

君がいてくれてよかった。

彼のおかげで、コミカルなシーンが一部あり映画のテンポを良くしている。

と同時に、重めな主役キャラ達を見た後の息抜きになる。

 

そしてもう一つの個性「スピード」

彼は人間の数倍、数十倍の速さで動くことが出来る。

戦闘経験こそ無いが、このスピードを活かして

・味方の武器を拾う

・人を助け出す

といった支援行為を率先して行える。私の好きなタイプのヒーローだ。

 

また、写真からもわかる通り、彼が動くときに電気が周りに放出される。

様に見える。てか、実際バチバチしてる。

原理は分からないけど、この電気も良い仕事してる。

 

 

超速で動くことはかっこいいけど、

超速空間を電気で彩り派手に演出することで

もっと!ずっと!圧倒的に!かっこいいのだ!

映画における画面の変化だとか、見栄えって大事。

 

彼の超速シーンは劇中何回も登場するのだけど

他のシーンと明らかに違った色彩だから、良いアクセントになってる。

 

ところで、

他のヒーローのことも忘れてはいけないだろう。

 

先ほど話したワンダーウーマン

彼女は圧倒的な怪力と身のこなし、

真実の投げ縄(巻かれると嘘がつけない)を駆使して戦う。

 

一見地味だけど、盾と剣を持ったバランスよいスタイルで

ボスとも率先して戦う前線ファイター。

戦う女性はかっこいい。

 

縄を用いて足止めしたりと、その役割はオールマイティ。

 

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みんな大好きバットマン

前作「バットマンvsスーパーマン」を経てスーパーマン

圧倒的存在と常人である自分の差に悩まされている様子。

 

見てて辛い人。自己犠牲しようとしたり、

自分に対して厳しい面がうかがえる。

実際、他のメンバーと比べると地味に映る。

 

それでも、アイテムを駆使した戦い方は彼の個性だ。

時には巨大メカも使うしね。

 

彼の悩むシーンやボロボロなシーンが作品に散りばめられており、

強いカッコよさよりも、苦しみと戦う渋みが出ていた。

 

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ハグリットアクアマンです。

名前がやや前時代的ですが、海の中でクールに動き回る彼。

脳筋だけどワンダーウーマンばりの怪力の持ち主。

 

海神様感のあふれる槍を使ったアクションを行う。

ノリの良さや大雑把な性格もあってコミカルなキャラ。

彼とフラッシュのおかげで、作風が明るくなったことは間違いない。

 

今度単発映画も予定されている模様。

コミカルでいて水中戦が多くなるであろうことから、

非常に楽しみである。

 

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サイボーグという名前であることを今さっき知りました。

彼は事故で全身を機械になるわけですが、

自身でも予期しない進化を遂げ続けているという。

 

彼の葛藤や周りとの関係が非常に興味深いキャラだ。

バットマンとは違った初々しさもある彼の今後に注目したい。

 

アクションはブースターを自身の足に作成して飛んできたり、

腕を変形させて銃撃したりと多岐にわたる。

(IWアイアンマンを彷彿とさせる)

 

本作で初登場のキャラが多い中、

彼らキャラクターの個性を堪能…とまでは言わないが

味見できる作品に仕上がっている。

そして、各キャラは其々別の味わいが感じられた。

 

是非、今後育てていってほしい限り。

 

 

スーパーマンという存在

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今作に登場するスーパーマン

彼の描き方が個人的に面白いと思った。

 

なんというか、滅茶苦茶強いのだ。

フラッシュの超速世界についてくるうえ、

パワーに至ってはワンダーウーマンやアクアマン以上。

飛行能力もあるし目からビームときた。

 

これほど圧倒的な存在として描かれるとは思わなかった。

戦いに出てきただけで、凄い安心感あるし敵のボスすらボコボコにする。

チーム全員でかかっても勝てない存在だ。

 

「BvsS」で彼がなんで死んだのか気になるところだが、

彼の蘇生という未知の行為から始まった。

 

それ故に、戦いに参加する事を上手く遅らせて

終盤の緊張感を保てる脚本だった。

 

また、戦いが五分五分になってきたところで

強キャラによる蹂躙という展開にもっていき、

変化が生まれて面白さにつながっていた。

 

スーパーマンはフランクな性格が伺えたので、

今後も皆の指導者とか良き仲間として活躍していくことに期待だ。

 

 

まとめ

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まあ、べた褒め。

正直またスースクみたいな感じだと期待していなかった。

 

しかし、観てみてどうだろうか。

単品のヒーロー映画として面白いではないか。

 

展開こそ王道で分かり易いが、

ヒーローたちは個性に溢れ、バックボーンを考察したくなる。

映像もフラッシュやアクアマンの活躍で

様々な描写があり目で見て楽しい作品だ。

 

是非、DCだからと敬遠してる人

見てくれ。そしたら感想語り合いましょう。

 

 

 

 

 

おまけ

ワンダーウーマンの台詞、めっちゃファン意識した感じするんだけど、私だけか?

すっごい意識してるというか、ワンダーウーマンの内容がらみがめっちゃあってうれしかったという話。もっかいワンダーウーマン観てえ。